EWCのSF6 Top 8は8クラブ全員バラバラ——これは偶然ではない
Esports World Cupを、カレンダー上の大きな大会のひとつとして見るのは簡単だ。だが違う。パリの本命トロフィーは選手ではなく、20前後のタイトルで得点を積み上げたクラブが持ち帰る。そしてStreet Fighter 6のブラケットが、それを文字通り示した。
ベスト8の8人は、8つの異なるユニフォームを着ていた。CraimeはTeam Falcons、MenaRDはWeibo Gaming、YamaguchiはZETA Division、HinaoはREJECT、Booce LeeはONIC、LesharはDRX、HibikiはSBI eSports、そしてKobayanはSS Kumamoto。
誰が渡航費を払っているかが重要な理由
8枠に8クラブということは、どの組織もこのタイトルを独占できなかったということだ。同時に、マルチタイトルの巨大クラブ2つ、中国のクラブ、複数の日本のチーム、東南アジアの1組織——構造の異なる8者が、SF6のロスターは採算が合うと判断したということでもある。
これがこの3年の本当の変化だ。かつてのCapcom Pro Tourの時代、日本のトップ選手は個人か、周辺機器メーカーのスポンサードで戦っていた。今は、勝ち残った1ラウンドごとに、自分のゲーム以外でも争われている総合順位表へ加点していくクラブポイント制の中で戦っている。
居心地の悪い副作用もある。カレンダーが「Street Fighterにとって良いこと」ではなく「クラブ・サーキットにとって良いこと」を軸に組まれ始めるのだ。注視する価値はある。8人の試合は各選手ページと検索から見られる。