Sahara、両国で世界を獲る——選んだのはまさかのEd
また日本から世界王者が生まれた。SaharaがCapcom Cup 12(2026年3月11〜15日)を制し、総額約128万ドルのうち優勝賞金100万ドルを持ち帰った。会場は両国国技館。だが本当に語るべきは賞金額ではない。彼が握っていたキャラがEdだった、という一点に尽きる。
決勝の相手はフランスのKilzyou。Mai、Cammy、Juriと使い分けるタイプで、今大会で一番引き出しの多さを見せたプレイヤーだった。それでも俺が気になったのはTop 8全体の顔ぶれだ。8人中3人がEd。Maiはほぼ全プールに顔を出していた。タメ系のボクサーと、間合いを支配するキャラ。話題はその二択に吸い寄せられていった。
チリのBlazがSagatで3位に食い込んだのは見どころだった。強烈な飛び道具を持つ重量級が、いまだに競技の最前線で戦えると突きつけたわけだ。ベテランのFuudoもEdを担いでいた。ここまで来ると偶然では片付けられない。
5月のパッチ目前という時期に、Edが最高の舞台を持っていった。トップ層は彼の中に「安全で安く通る選択肢」を見つけていた。あとはCapcomが同じ景色を見ていたかどうか、それだけの話だ。