15歳のCraimeがEWC 2026制覇——ストリートファイターの王座に定まった主はいない
8月1日、パリ。Craimeが15歳でEsports World Cupを制した。単なる添え書きではない。大会史上最年少の王者であり、しかもStreet Fighter 6としては過去最も層の厚い出場者を相手にした大会でのことだ。
見出しよりも、その道のりが多くを語る。準々決勝ではEVO 2026王者のMenaRDを5-3で退けた。準決勝ではEVO Japan 2026を制して乗り込んできたYamaguchiを退場させた。そしてグランドファイナルではHibikiを5-2で下した。3日間、今年すでに大きなタイトルを獲っていた3人、そしてグループステージで落としたゲームがわずか1という少年。
もうひとつの物語はHibikiのものだ
Hibikiは招待選手ではなかった。269人が集まったオープン予選を勝ち抜いた5人のうちのひとりとして本戦に入り、そこからLilyで決勝まで駆け上がった。敗れはしたが、彼の戦績こそEWCのフォーマット——長大なグループステージ2回と8人制プレーオフ——が示すものの何よりの証拠だ。この形式が報いるのは、実績を携えて来た者ではなく、最終日に力を残して辿り着いた者である。
銅メダルはHinao。3位決定戦でYamaguchiとそのMaiを破った。5月のCombo Breakerであと1セットのところまでタイトルに迫った、あのHinaoだ。
この結果が今年について語ること
2026年のここまで、主要タイトルはMenaRD、Yamaguchi、Xiao Hai、そして今回のCraimeへと渡っている。カレンダー最大の4大会で王者は4人、誰ひとり連覇していない。「絶対的な支配者がいない」と読むのは簡単だが、我々の見方は違う。上位層が平坦になったのだ。そして長丁場のフォーマットでは、それは各大会を序列の試験ではなく持久力の抽選に変えてしまう。
Craimeが手にしたのは25万ドル、Capcom Cup 13の出場権、そしてTeam Falconsへの1,000ポイント。ブラケットの試合はEsports World Cup 2026で絞り込めば検索から見られる。